仕事に集中できるオフィス
セキュリティ対策のため、オフィス内にはパーティションが設置されていて自由に行き来できないようになっています。1フロアに全部門が揃っていたころは多少の賑やかさもありましたが、今は部門ごとにオフィスが分かれていているので以前より静かになりました。その分、それぞれの業務に集中しやすくなり、皆さん黙々とタスクをこなしています。とはいえ堅苦しさなどはなくて、同じチームのマネージャーやメンバーには気軽に質問や相談ができますし、一緒に解決策を考えることもあります。一人で業務上の悩みを抱え込むようなことはありません。
上手な在宅勤務のコツ
多忙を極める四半期や年度末の決算期には出社しますが、それ以外の期間には週に数日の在宅勤務を選んでいます。在宅勤務を成功させるコツのひとつは、オフィスで働く時とできるだけ同じような環境を整えることです。机・椅子・PC・電卓など、環境が整っていれば仕事のやる気にもなります。私自身、仕事中の座りすぎが気になっているので、スタンディングでも仕事ができるようにしています。これは在宅勤務の一番のメリットだと考えています。スタンディングで仕事をすると、思った以上に集中力を発揮することが出来ます。健康面としても、座り過ぎのリスクから解放されるので、一石二鳥だと思います。もうひとつ、始業前に1日のタスクを管理し、計画的に仕事ができるよう準備し、仕事に取り掛かっています。
また在宅勤務時に集中力を切らさないための策として、仕事後の楽しみを用意しているのもポイントです。「業務後にスポーツクラブに行く」といった予定があると、早く仕事を終わらせようという思考になるので集中力が高まりますし、メリハリをつけて働くことができます。
上手なオンオフの切り替え方
オフィス出勤日は電車に乗ったとき、在宅勤務日はパソコンの電源を落としたときにオンからオフへと自然に切り替わります。オフタイムに業務での気になることが浮かんでくることもありますが、その際は忘れないようにメモをしてバッグに入れています。次の日にメモを見ればやるべきことが一目で把握できますし、あえてプライベートな時間には考え込まないようにしています。
没頭できる趣味や自分なりのリフレッシュ方法を持つことも、オンオフを切り替えやすくするポイントだと思います。私は料理や食べることが好きなので、オフにはYouTubeで土井善晴先生やコウケンテツさんの料理動画を見て、おいしい出汁を取ったり、レシピを再現するために食材を求めてスーパーを巡ったりしています。また、スポーツクラブで汗を流すのも趣味で、定期的に通ってリフレッシュしています。
繁忙期には趣味の時間をなかなか取れませんが、週末に作り置きしておいた栄養バランスのよい食事を毎日の楽しみにして乗り切っています。