経理部門の
債権債務管理業務を受託
専門性とクオリティーの高い
サービスを提供

BPO事業部では、国内大手企業の経理業務の中で、債権債務管理にかかわる業務を請け負っています。大手企業の業務は、数人でチームを組んで1社を担当し、業務を行います。私の所属するチームでは、国内企業・海外企業への送金処理・入金処理と消込、口座情報の登録、口座残高管理、資金移動などを担当しています。私はメインに海外送金を担当しており、クライアントの会計システムデータを確認して送金処理を行いますが、送金先がアメリカ、欧州、アジアと多岐にわたり、様々な口座情報や為替が絡んでいるうえに金額も大きく、ミスが起こらないように細心の注意を払っています。銀行のシステムに入る前段階で送金依頼書と銀行振込データを照合して確認し、さらに上長がレビューして問題がなければ送金処理を行う、という流れで慎重に進めています。

チームメンバーは全部で6人、そのなかでリーダーの立場でスタッフへの指示やフォローする役目を担っています。業務を円滑に遂行するために意識しているのは、チーム全体の業務の流れを把握することとスタッフへの声かけです。業務の進行は基本的には各担当者に任されているものの、要所要所で進捗状況を確認して作業漏れを防いでいます。また、クライアントの細かいルールが多いので、リスクヘッジのために「報・連・相」を心がけ、些細なことでも上長に確認をとって心配事を減らすようにしています。

このチームの誇れる点は、スタッフの誰か一人しかその業務ができない、という状況を作らないように、業務の情報をシェアする姿勢が浸透していることです。その結果、これまで誰が休んでも業務に支障をきたすことなく、業務を完遂してきました。もちろん上長からのフォローがあることも、安心して業務にあたれている理由です。

多様な業務に携われるのがBPOの特長であり、私にとって「できること」を増やせる環境はとても魅力的です。現在のチームに配属されて初めて海外送金処理を担当しましたが、周囲のサポートもあって、2年ほどで一通りの業務を習得することができました。ゆくゆくは他の国内関連の仕事も経験して、さらにスキルを積んでいきたいと望んでいます。

また、タイトスケジュールで業務をこなしているうちに、うまく優先順位をつけて取り組めるようになった点や、間違いやミスに気づきやすくなり、より正確に業務を進められるようになった点も自身の成長を感じる部分です。ミスや遅延のないように日々集中して取り組めば、結果としてご提供するサービスの質に反映されることにやりがいを感じています。

将来的にチーム全体の管理を任せてもらえるように、法改正情報をキャッチアップしながらスキル向上を図り、やりがいを持って業務に取り組んでいきたいと思います。